入社式・式典後

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入社式の式典を終えると、次は実務的な内容となります。入社に際してのオリエンテーションや先輩・同期入社の人による懇親会やパーティなど、先ほどまでの入社式とはちょっと違ったムードになります。ここでひとつ注意事項があります。入社式の緊張が張り詰めた空気とは一変してリラックスしたムードになりますが、これも入社式の一部ということで、会社行事であることを忘れてはいけません。よくこの席でハメを外してしまったという失敗談を見ることが出来ますが、中には笑って済ませられないものもあるようです。
ちなみに筆者の入社式にもこんな懇親会がありました。金融関係の企業だったということもあり、窓口業務を担当する女性の新入社員が多数居ました。短大や大学を卒業したばかりの若い女性ですから、どうしても先輩社員の視線や関心が集中します。ついには同期で入社した新入社員までもが大いに関心を持ってしまい、さながら大学生のコンパのようになっていた記憶があります。入社式がお堅いものだっただけに出席者も緊張したので、その反動もあったと思います。あくまでも会社行事の一環ということで無礼講はご法度...というのは建前で、幹部クラスの社員もすっかり楽しんでいましたから、やはり大阪の企業は金融関係であってもざっくばらんな社風なんだと妙に感心してしまいました。
色々な就職活動の指南書を見ているとこの懇親会に関する記述が必ずあります。それを読むと「今後の人間関係を円滑にするためにも節度ある行動を」というのがほとんどです。実際に筆者もこういった指南書を見て入社式に臨んだので、どんどんハメを外す先輩社員に戸惑いましたが、最後には一緒になってハメを外していました(笑)すっかり先輩社員や幹部社員の方々と打ち解けて、その日は懇親会が終わってからも繁華街に2次会に繰り出しました。もちろんそんな新入社員が全員というわけではなく、そうでない新入社員もいましたが、結果としてこの「入社式」のお蔭でその後ずいぶん可愛がってもらいましたから、入社式の行動というのも地域柄や企業風土など、ケースバイケースだと思います。
なお、懇親会というのは通常立食パーティ形式をとっているところがほとんどです。立食パーティというのは色々な人のところに歩み寄って話が出来るようにあえて配慮されているのですから、ここは積極的に色々な人と会話をしてみましょう。もちろん色々な人から声を掛けてもらうと思いますので、この際どんな肩書きの人なのかを置いておいて、自分の人間性が伝えられるように楽しい時間をすごせれば理想的です。

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このページは、isが2008年1月31日 10:53に書いたブログ記事です。

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